廣道純選手~感動を与えるプロ車椅子ランナー~


先日バングラデシュで素晴らしい現役アスリートと出会いました。



その名は、

廣道純



シドニーパラリンピック800mで銀メダル、アテネオリンピック800mで銅メダルを獲得した、超一流プロ車椅子ランナー





純さんはこの度、

バングラデシュにあるストリートチルドレン支援・啓発を目的としたNGO団体

「エクマットラ」

のアカデミーに1日校長先生として訪れていました。




廣道純選手(写真右)とエクマットラ代表の渡辺大樹さん(写真左)





講演会の様子





廣道選手は高校1年生のとき、バイクの無免許運転で転倒し、脊髄を損傷。

下半身が麻痺する大怪我を負った。



そこで、「もう一生歩けない」と宣告された時、ネガティブには全くならず、


生きててよかった。これからできることを探そう。


というポジティブな気持ちであったそうだ。




その後、リハビリの先生から車椅子陸上について教わったことがきっかけで、アスリート人生がスタート。



20歳の時、当時の世界チャンピオン/ジム・クナーブがいるアメリカに飛び込み、片言の英語で弟子入りの直談判。




それからは、

「世界チャンピオンである師匠の価値を下げたらいけない、勝たないといけない。」

という強い気持ちと、

「日本一の選手になる。世界で通用する選手になる。」

という師匠との約束を胸に、


今日までの素晴らしい活躍がある。



そして、彼の人間力も素晴らしい。





以下、過去のインタビューでの言葉―

みんな、なりたい自分を持ってるんやけど、できんかったときの言い訳を考えたり、どうせやってもダメやろうって言ったりして、日々努力するのはしんどいから手を抜いて、だらだら生きてる人は多いですよね。それなのに、頑張らないことを自慢げに言ったりしてる。『頑張ってる』って自信を持って言うことは、絶対に大事やと思います」  必死になれない自分、ダメなままの自分を、他人に見せても平気などころか、一種の個性として売りにしている人も珍しくない。働き蜂は行き過ぎだろうが、頑張ることを諦めたような生き方が肯定的に受け止められるのはおかしい。
(安斉辰哉 ・WEDGE【「これ以上、頑張れない」って 平気な顔で言うな 】2009年3月号)




カッコイイの一言に尽きます。





今回廣道選手とお話しができ、永田はひたすら感動させられました。




「車椅子生活になったから、アスリートとして生きれてるし、今日もバングラデシュでこういった活動ができた」




幸せは考え方ひとつでいくらでもある。

恵まれていない、環境のせいにするのはただの言い訳。





「自分が頑張ることで周りを幸せにできる、勇気付けられる。生かしてくれた神様、応援・協力してくれる家族、友人、サポーターの為にも毎日一生懸命戦う、かつ自らの人生を楽しく生きる。」


それが廣道純という男でした。






今後の目標は、


2020東京オリンピック

2024パリオリンピック 出場。


それ以降も車椅子陸上に携わり、スポーツの素晴らしさ、価値を世に伝えていく。


とのことです。






僕も将来、スポーツの価値を上げる活動がしたいので、どこかでまた廣道選手と繋がりたいと思っております。

そして自分の立場に誇りと責任を持って人生を謳歌したいです。


この縁を大切にしていきます。





純さん、この度は最高の時間を共有できました。

必ずまたお会いしましょう!



本当にありがとうございました!!





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今日も読んで下さりありがとうございました。



失礼します。


永田羽竜

~オフィシャルWEBサイト~ 1994年生まれ、神奈川県川崎市出身 バングラデシュ在住の日本人プロサッカー選手 Mohammedan Sporting Club 所属

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